JNFサプリメントアドバイザーの資格を取得しました(通信講座の内容紹介・レビュー)

日本ニュートリション協会(JNF)が認定するサプリメントアドバイザーの資格を取得しました。サプリメントアドバイザーとは、サプリメントや健康食品の摂取方法などを正しくアドバイスできる専門家のことです。

アトピーで思うように栄養が摂れないとき、サプリメントの存在に随分と助けられました。サプリメントについていろいろ知るうちに、その奥深さや有用性を知り、もっとサプリメントについて勉強したいと思ったのが受講のきっかけです。

サプリメントアドバイザーの資格に興味がある人向けに、資格を取る手順や通信講座の内容について、具体的に紹介・レビューしていきます。

JNFサプリメントアドバイザーとはこんな資格

「サプリメントアドバイザー」という資格は現在2種類あり、日本ニュートリション協会認定のものと、日本臨床栄養協会認定のものです。私が取得したのは、日本ニュートリション協会(JNF)認定のものです。

日本ニュートリション協会は、日本で初めてサプリメントアドバイザーの認定制度を始めた協会です。米国国際スポーツ協会(ISNF)と連携しているため、アメリカの最新栄養学を中心としたサプリメント全般の知識が学べるのが大きな特徴です。

JNFサプリメントアドバイザーの資格は、通信講座を受講し、課題を提出して合格することで取得できます。受検資格がなく、通信教育のみで資格取得ができるので、サプリメント関連の仕事の人やスポーツトレーナー、医療関係者から、一般の主婦まで、幅広い層の資格取得者がいます。

通信講座の受講料は89,000円、受講期間は標準6ヶ月です。

私がJNFサプリメントアドバイザーの資格を選んだ理由

サプリメントに関する資格は、数多くのものがあります。サプリメントアドバイザー(日本ニュートリション協会認定、日本臨床栄養協会認定)、サプリメントマイスター、サプリメントインストラクターなどなど。これだけ色々資格があると、いったいどれを選んでいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

数あるサプリメント系の資格の中で、私が日本ニュートリション協会のサプリメントアドバイザーを選んだのは、次のような理由からです。

  • 通信教育のみで取得できる

自宅で勉強して課題を郵送するだけでなので、家にいながら手軽に資格を取得できます。私は地方に住んでいるので、東京などの都市部までスクールに通ったり試験を受けに行くのがなかなか大変です。また仕事や家事で忙しくても、通信講座ならマイペースで好きな時間に勉強できるのが魅力でした。

  • アメリカの栄養学が学べる

サプリメント分野の研究においては、アメリカは日本よりもずっと進んでいて、最先端の研究が行われています。安くて高品質のアメリカ製サプリも多く、私もたびたびそういったアメリカ製サプリを利用してきました。このような日本よりも進んだアメリカのサプリメント事情、栄養学について学べることに魅力を感じました。

  • 資格取得後のサポート・サービスが充実

資格を取ったのちも(毎年更新料を払う必要はありますが)、最新サプリメント情報をメールで配信してもらえたり、サプリメントに関する各種講演会や交流会に参加したり、就職支援を受けることができます。希望者はアメリカへの視察旅行に参加して本場のサプリメントを学ぶこともできます。

「資格を取ったらそれで終わり」といった資格では決してありません。資格取得後も知識と経験を積み、サプリメントの専門家として成長し続けられる機会が与えられるのが最大の魅力です。

資格取得の流れ

日本ニュートリション協会のサイトから申し込み受講料の支払いを済ませると、ファーストステージのテキストと添削問題集一式が送られてきます。

テキストを見て勉強しながら、添削問題集を解いていきます。添削問題集をすべて解き終わったら、協会に返送します。

1ヶ月程度経ってから、ファーストステージ合格の通知と、セカンドステージの一式(テキスト2冊、添削問題集1冊、資料集1冊)が送られてきます。

このとき、前回提出したファーストステージの添削問題集も同時に返送されます。間違えた箇所には印がつけられているので、どこを間違えたのか確認しておきます。

セカンドステージの添削問題集を解き、最終課題としての論文(課題テーマはテキスト最終ページに記載)を書いて、再び提出します。

提出課題が合格と認められると、修了証(英語のものと日本語のもの)、カード認定証が送られてきます。

カード認定証は顔写真入りで、「日本ニュートリション協会公認ビジネスサプリメントアドバイザー」と書かれており、ID番号、名前(日本語、ローマ字)、認定日などが書かれています。仕事などで、サプリメントアドバイザーの資格を証明するものとして使えそうです。

この通信講座の標準学習期間は6ヶ月で、最大2年まで期間を延長できるようです。時間のある人は、どんどん課題をこなしていって、6ヶ月よりも早く終わらせることも十分可能です。

テキストと添削問題の内容

ではここからは、実際のテキストと添削問題集がどのような内容なのかを詳しく紹介していきます。

※こちらで紹介しているのは2017年当時のテキスト・添削問題集です。現在はテキスト2と3が合体して一冊の冊子になるなど、編成がやや異なっているようです。ただ、内容は大きくは変わっていないと思うので、参考にしてみてください。

テキスト1:ビタミン・ミネラル編

内容(目次)

第1章 栄養とは何か
第2章 栄養素の働き
第3章 食生活指針
第4章 食物と体
資料編

サプリメントアドバイザーの通信講座を始めてまず手に取るのが、この「ビタミン・ミネラル編」のテキストだと思いです。150ページほどある、やや分厚いテキストです。

各種のビタミン・ミネラルについて、体内での働き、欠乏または過剰摂取した場合どうなるのか、医薬品との相互作用、食品摂取基準、多く含む食品などが、それぞれまとめられています。そのほか、たんぱく質、脂質、食物繊維、ビタミン様物質などについても、どのような種類があって体内でどう働くかがわかりやすく説明されています。

こういった栄養素の働きについては、学生時代に生物や家庭科の授業で勉強したような内容もありますが、それよりももっと深く掘り下げた詳しい内容が書かれているので、とても勉強になりました。

内容が詳しいのに、専門書のように難解な言葉で書かれていることもなく、かなりわかりやすくまとめられているなという印象を受けました。栄養について学ぶまったくの初心者でもちゃんと理解できると思います。

また、巻末に資料として載っている各栄養素の食事摂取基準(1日にとるべき目安量と上限量)も細かく年齢別に載っていて、参考になりました。

テキスト2:ハーブ編

内容(目次)

第1章 ハーブとは何か
第2章 スパイスとは何か
第3章 ハーブとがん
第4章 ハーブと認知症
第5章 ハーブの効用

前半部は主にハーブの歴史や医学的研究(がんや認知症に対するハーブの効用)について書かれていて、読み物として読んでもなかなか興味深く面白い内容です。

後半部には、主なハーブとその効用が書かれています。「主なハーブ」と言っても80種類以上のハーブが列挙されていて、初めて見る名前のハーブも結構ありました。

また「知っていると便利なハーブの使い方」として、頭痛、花粉症、冷え性、乗り物酔いなどのよくある体の不調に、どのようなハーブをどうやって使うと効果的なのかが書かれていて、とても参考になりました。

一つ一つのハーブを使いこなすには、このテキストだけでは不十分でさらなる勉強が必要になると思います。しかし、このテキストにはハーブ全般の知識が幅広くまとめられているので、ハーブというものを全体的に学びたい人にはぴったりの内容と言えます。

テキスト3:サプリメント編

内容(目次)

第1章 サプリメントとは何か?
第2章 サプリメントを活用するための基礎知識
第3章 良いサプリメントを選ぶには
第4章 スポーツサプリメント
資料編

テキスト1、2は、サプリメント成分の詳しい内容や、人間の体のしくみなど基礎的な内容が多かったですが、こちらのテキスト3(サプリメント編)では、サプリメントの取り方に対するさらに実用的な知識を得ることができます。

第1章の「サプリメントとは何か?」では、サプリメントがアメリカで普及した歴史や、日本でのサプリメントの位置づけについて説明されています。

第2章の「サプリメントを活用するための基礎知識」では、サプリメントの正しい摂取方法や、粉末・錠剤・カプセルなどサプリメントの形状による違い(メリット・デメリット)がまとめられています。

第3章「良いサプリメントを選ぶには」では、具体的なサプリメントの選び方が書かれています。サプリメントのラベルの見方や添加物のことなど、消費者としてサプリメントを選んで購入する際にとても役に立つ内容でした。

第4章「スポーツサプリメント」では、スポーツ時の骨折予防や脂肪燃焼、役に立つアミノ酸の種類などがまとめられています。スポーツをやる人は参考になる内容だと思います。

テキスト4:法律編


内容(目次)

第1章 サプリメントと法律
第2章 サプリメントに関わる法律
第3章 Q&Aで読み解くサプリメントのルール
第4章 法令集

テキスト4からは、セカンドステージのテキストとなります。ファーストステージが栄養素や体に関する基礎的な内容だったのに対し、セカンドステージは実際に仕事としてサプリメント販売などを行う際に必要な内容になっています。

テキスト4の法律編には、サプリメントアドバイザーとして働く上で関わってくる法律についてまとめられています。薬機法、食品安全基本法、食品衛生法、健康増進法、景品表示法、特定商取引法、JAS法、消費者契約法、消費者基本法、計量法、製造物責任法(PL法)が取り上げられています。

よく知られているのは薬機法(旧:薬事法)で、サプリメントの広告や販売時に効果効能をうたうことが禁止されています。効果効能と言っても、具体的にどのような表現ならOKでどのような表現ならNGなのかも、細かく説明されています。サプリメントのネット通販や広告を考えている人にはとても役立つ内容だと思います。

テキスト5:サプリメントアドバイザー実践編

内容(目次)

第1章 サプリメントアドバイザーに必要な資質
第2章 優秀なアドバイザーになるために
第3章 より良いアドバイスをするために
第4章 顧客とコミュニケーションを図る

最後のテキストであるテキスト5は、実践編と名のつく通り、サプリメントアドバイザーとして仕事をする場合に必要な心構えやコツがぎっしり詰まった内容です。

「どうすればお客さんからの信頼を得られ、お客さんの心がつかむことができるのか」などお客さんとよい関係を築くための心理学的なアドバイスが多く書かれています。

サプリメントアドバイザーという仕事でなくても、例えば営業だったり、私生活で友人の悩み相談に乗る際にも使えそうな内容です。

添削問題集

ファーストステージでは3冊、セカンドステージでは1冊の添削問題集に取り組みます。これらの問題集はテキストよりは厚さが薄く、それぞれ20~30ページほどです。内容を少しだけお見せします。

問題の形式は主に、穴埋め式、記述式(○○について簡潔に述べなさい、など)、選択式(○×問題)の3通りです。後半になるほどl記述式の問題が増えていく印象です。

どれもテキストに書いてある内容なので、わからなくてもテキストをしっかり読み直せば回答できる問題です。

どの程度正解なら合格なのかは不明ですが、テキストをしっかり読んですべての問いに答えれば、多少のミスはあっても合格できるのではないかと思います(テキストを読めば答えられる問題とはいえ、私もいくつかの問題は間違えました)。

こうして自分で問題を解いて問題集に書き込むことで、知識が頭の中で整理され、まとまっていきます。

論文課題

サプリメントアドバイザーの通信講座で最後に取り組むことになるのが、論文です。今も同じかどうかはわかりませんが、私が受講したときは「サプリメントアドバイザーが社会に果たす役割」というテーマで、4000字以上(400字詰め原稿用紙10枚分以上)書け、というものでした。

4000字というのは、学生時代に書いた作文や小論文に比べると随分長いです。そのため、文章を書くのが苦手な人は尻込みしてしまうかもしれません。しかし、入試問題ではないので、文書の上手下手は関係なく、しっかり自分で考えて自分の言葉で書くことが大事なのだと思います。

この論文の採点基準はわかりませんが、論文に正解も不正解もないので、自分の言葉で自分の考えを素直に書けばよいと思います。ネットからのコピペはさすがにダメですが、今まで勉強したテキストを見直して、その内容に自分の意見や考えを付け加えれば、立派な論文になると思います。

まとめ

JNFサプリメントアドバイザーの取得(通信講座の受講)は、こんな人におすすめです。

  • サプリメント全般について学びたい人

サプリメント全般の知識をこれほど効率的に学べる教材はほかにはないのでしょうか。

私は世の中に出版されているいろいろなサプリメント本を読んできましたが、断片的な知識しか得られないものがほとんどで、これほど詳しくまとまっている本はありませんでした。

しかも、栄養学やサプリメントについて初めて学ぶ人向けに作られたテキストなので、すべての項目がとてもわかりやすく説明されています。専門用語満載の医学書とは違うので、医療関係者でない素人でも基礎からしっかり勉強することができます

  • サプリメントを摂取している人

世の中には数多くの似たようなサプリメントがあって、どのサプリメントを選んだらいいのか、迷ってしまった経験がある人が多いのではないでしょうか。

この通信講座では、サプリメントの成分に関する知識や選び方、摂取方法についても勉強できるので、今後のサプリメントを選びや摂取について、今よりも自信を持ってできるようになるはずです

  • サプリメント関連の仕事をしたい人

サプリメント関連の求人には、サプリメントアドバイザーなどの資格取得者を優遇するものが多くあります。また、サプリメントアドバイザーの資格取得後は、首都圏限定ではありますが就職・転職支援サービスも利用できます。

サプリメント業界に就職・転職したい人は受講しておいて損はないでしょう。